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いろいろな避妊法

■低用量ピル■ ■コンドーム■ ■IUD(子宮内避妊用具)■
■基礎体温法■ ■緊急避妊法■  

緊急避妊法

緊急避妊法について、Q&Aで答えていくよ。

Q 緊急避妊法ってなに?
A 例えば避妊をしなかった、コンドームが破けた・外れた等、後でどんなにいいわけしても、精子は既に卵子に向かって一直線…って場合、妊娠を避ける最終手段として、緊急避妊法という方法がある。 これにはホルモン剤を服用する方法と、銅付加子宮内避妊具(IUD)を使う方法がある。ホルモン剤を使う方法としては、そのセックスの後72時間以内に緊急避妊薬『ノルレボ錠1.5mg』または『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』を1錠服用する。 これで排卵を止めたり、排卵を遅らせたりすることで妊娠を回避する。妊娠経験がある女性であれば、銅付加IUDがお勧め。そのセックスの後、5日以内に行なう。 IUDの場合は、その後もずっと入れておくことで、長期間の避妊もできる。
Q 『ノルレボ錠1.5mg』『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』って?
A 『ノルレボ錠1.5mg』は、2011年2月23日(実はDr北村の還暦の誕生日)に承認、5月24日に発売されたわが国初の緊急避妊薬で、 『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』は『ノルレボ錠1.5mg』のジェネリック医薬品(後発薬)です。
以前から、ホルモン量の多いピルを緊急避妊薬としてつかってきたが、『ノルレボ錠1.5mg』『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』に比べて避妊効果が落ちること、気持ち悪くなったり、吐いたりなどの副作用が強いことなどから、 今後は、国から公に認められた『ノルレボ錠1.5mg』『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』を推奨したい。
Q どこへ行けばもらえるの?
A 『ノルレボ錠1.5mg』・『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』も銅付加子宮内避妊具も医師による診察が必要。また実施していない先生もいるので、タイムリミットがあることだし、電話で緊急避妊をしているかどうか必ず確認しよう。
※思春期・FPホットライン < 03-3235-2638 >
※EC・OCヘルプデスク < 03-6280-8404 >
 月~金の午前10時~午後4時(祝祭日は休み)


※施設を検索
緊急避妊薬処方施設検索
インターネットや電話帳で行けそうな婦人科をみつけて、まずは電話で問い合わせてみよう。『ノルレボ錠1.5mg』・『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』を処方してもられることが確認できれば、そこでもOKです。
どこへ行けばもらえるの?
Q 費用はいくらぐらい?
A 基本的には、医療機関ごとに異なるので、まずは電話で問い合わせること。 一般的には1万5千円くらいと覚えておこう。この金額は低用量経口避妊薬(ピル)の半年分の経費。 このサイトを見たら、ピルの方がお得だってわかるよね。
Q 副作用ってある?
A 『ノルレボ錠1.5mg』・『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』の副作用は、ほとんどないといってもよい。 以前緊急避妊薬として使っていた方法(ヤツペ法)と比較すると一目瞭然だ。 ただ、副作用がないからといって、何度も繰り返すことは厳禁! 『ノルレボ錠1.5mg』・『レボノルゲストレル錠1.5mg「F」』のお世話になった後は、低用量経口避妊薬(ピル)を服用した安心セックスを心掛けよう。 もちろん、性感染症予防にはコンドームを合わせて使うことを忘れてはいけない。
■緊急避妊法を選択したら…。■
緊急避妊法を選択したら…。 「絶対に産めない」状況で避妊に失敗したのなら、緊急避妊法を選択するのはかしこい方法だ。緊急避妊法は、避妊法の「かけこみ寺」。だから、一度駆け込んだら、「なぜ、この方法を取らなければならなかったのか」について、パートナーと一緒にじっくり考えて欲しい。『妊娠』という、もしかしたら今までは他人事のように思っていた事実が現実になる…。避妊についての認識が甘くなかったか? 緊急避妊法は2度と繰り返して欲しくない。この機会に是非、確実な避妊法を選択するきっかけにして欲しい。
■性犯罪被害や性暴力被害(DVを含む)の場合■
各地域に「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センター」が設置されています。それぞれ電話番号や相談受付時間などが異なりますので、詳細は下記URLをご確認ください。
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/avjk/pdf/one_stop.pdf
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